1、アプリ概要
画像ファイルの角度や濃淡を補正して、見やすい平面状の文書ファイルのような画像データに変換するアプリ。
例えば、ホワイトボードを使って会議のログを取った際。
会議後のホワイトボードをカメラで斜めからとっても、角度加工をして正面から撮った画像に編集できる。
(オリジナル画像、ビフォー)
これが、
(編集中の様子)
こうして編集をし、
(最もシンプルな補正編集後の画像、アフター)
このように、平面状になります。
これを使って名刺を管理する人もいる。
画像編集機能もそれなりに備わっており、
例えば、写真状ではなく、絵画調にしたり、モノクロにしたりと画像加工も可能。
evernote, dropbox, googleReader, webDavなどのクラウド系アプリとの連携も完備。
PDFをJPEGにすることも可能。
2、アプリのポイント
3回取りによる、画像取得・解析精度の向上がポイント。
どの様な角度、明暗、濃淡、凹凸でも、平面状のオブジェクトに変形させる。
ただ、出力精度の高さは、ある程度だが、撮影した画像の入力精度、つまり撮影の腕にもよる。
また、編集範囲を指定する機能では、対象画像の外側にいくらかバッファが設けられており、
より正確な範囲指定と補正加工が可能になるように配慮されている。
3、リンク先
http://itunes.apple.com/jp/app/id342548956?mt=8
4、類似アプリ
1. JotNot(iOS3.1.2[Phone,Pad], Android,無料,有料)
http://itunes.apple.com/app/jotnot-scanner-pro/id307868751?mt=8
2. Genius Scan(iOS4.0[Phone,Pad],Android,無料,有料)
http://itunes.apple.com/jp/app/genius-scan-pdf-scanner/id377672876?mt=8
3. Cam Scanner(iOS3.1[Phone, Pad],Android,無料,有料)
http://itunes.apple.com/jp/app/camscanner-free/id388627783?mt=8
4. Doc Scan(iOS4.0[Phone, Pad],無料,有料)
http://itunes.apple.com/jp/app/docscan/id453312964?mt=8
5. Scanner(iOS3.0[Phone,Pad],有料)
http://itunes.apple.com/jp/app/scanner-pro-scan-multipage/id333710667?mt=8
===以下、iPhone4で、各アプリの現時点での最新無料版を比較した際の個人的感想===
スキャン系のアプリはもう出揃っている感もありまして、どれを使うか悩むかと思います。基本的には有料版の方が機能も充実していて、使い勝手はいいです。ですが、根本的な画像補正機能の精度の差は、ユーザーが意識できるほどの大差はないと思います。
まず、出入力精度では、どれも大きな差異が無いという感覚です。
アプリ自体の重さ、出力データの重さ、入力しやすさ、初心者ユーザーへの配慮といった部分も含めると、Turbo Scanが最もスリムで、その割に高機能かつ、やりすいと思います。
他のアプリとの連携を考えると、JotNotが他より少し充実している気がします。
加工を楽しむという点を念頭に於いたUX的にはCam Scannerが一番好きです。
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